サウナ用の杉パネルを選ぶとき、最初に迷うのが厚みです。15mm、20mm、25mmと複数の選択肢がありますが、どれを選ぶかで施工後の耐久性と仕上がりが変わります。この記事では、用途別に適した厚みの選び方を具体的に解説します。

厚みが変わると何が変わるのか

杉パネルの厚みは、主に断熱性・耐久性・重量の3点に影響します。厚みが増すほど断熱性が上がり、サウナ室内の温度が外に逃げにくくなります。一方で重量も増えるため、天井への施工では下地の強度確認が必要です。15mmと20mmでは断熱性に約15%の差があります(自社計測値)。

家庭用・バレルサウナには15mm厚

週1〜2回程度の使用頻度で、最高温度が80〜90度程度の家庭用サウナやバレルサウナには15mm厚で十分です。重量が軽いため施工しやすく、コストも抑えられます。ただし、ロウリュを頻繁に行う場合は急激な温度変化が繰り返されるため、20mm厚の方が長持ちします。

商業施設・毎日使うサウナには20mm厚

銭湯、スポーツジム、ホテルなど毎日稼働する商業サウナには20mm厚を推奨します。使用頻度が高いほど木材の膨張・収縮サイクルが多くなり、薄い板は反りや割れが出やすくなります。弊社が納入した商業施設では、20mm厚パネルを使用したサウナ室で施工後3年以上、目立った反りの報告がありません。

25mm厚が必要なケース

25mm厚は、薪ストーブを使用する高温サウナ(100度超)や、屋外設置で温度差が激しい環境向けです。厚みがある分、木材内部の温度勾配が緩やかになり、急激な乾燥による割れを防ぎます。コストは20mm厚の約1.3倍になりますが、過酷な環境では長期的に見てコストパフォーマンスが高くなります。

迷ったらサンプルで確認する

厚みの違いは、実際に手に取ると重さと剛性感で直感的にわかります。Zenith Cedarwood のサンプルセット(¥1,500送料込み)には15mmと20mmの両方が含まれています。本注文時にサンプル代を値引きするので、まず実物を確認してから決めることをお勧めします。

厚みの選択は、使用頻度・温度・設置環境の3点で決まります。迷ったら用途を教えていただければ、担当者が具体的な提案をします。お問い合わせはこちらから。